あべこべ 発見
そこにあるものは確かに「ある」のに、
ないことにしていたこと。
今ここにないものを、「ある」ことにしていた。
ということに気がついた。
わー!なんて、あべこべっ!!!
気がつくたびに、毎度びっくりするのだけれど
今回も「また、おまえか!!」という心もち。
ここに「ある」ということを知るためには、
「ない」ということがどういうことと
体験的に出会うことが必要で、
それがあってはじめて、
「ある」ということが存在できる。
はー、だから昔のひとは「ありがたい」
ということばを感謝の意味にしたのかも。
「ない」があるから、「ある」がある。
「ある」があるから、「ない」がある。
「ある」があって、「ない」があって、
その「あいだ」もあって初めて
バリエーションという豊かさがうまれるんだな。
なんて思うと、
「ある」のも「ない」のも、その「あいだ」も
どれもとってもありがたい、と思えてきます。