2010年11月24日水曜日

自由に自分を表現する身体になろう

あたまをほぐすからだのレッスン
アレクサンダー・テクニークの Sudio Saltia* オカナオです。


気づけばもうすぐ12月!
そして、今はもうサンクスギビングの季節!
一年があっというまで早くて濃くて驚きます。

今年はどんなことがありましたか?
どんなことを喜び、楽しみ、味わいましたか?
どんなことを乗り越え、どれだけがんばってきたでしょうか?


わたしは、今年は自分を知る年となりました。
改めて自分を見つめなおし、受け入れなおし、やりなおしたような
まるで伸びすぎて形が崩れた植栽を剪定しなおすような
そんな年だったなぁと振り返っています。

それぞれの出来事や、それぞれの自分が
差別されることなく、大切にされてよいのだと
初めてそれぞれが尊重されることに出会った年でもありました。


そんな中でも、大きな喜びを与えてくれたもののひとつ
母校の日芸で演劇の生徒に授業を教える機会も
おかげさまで今年で3年目になりました。

3年目の今年の授業は、今までになくリラックスして楽しみながら
わくわくハラハラしつつ実験的でクリエイティブな体験です。

授業で、ゲームをしたり、体操したり、眠ったり
パンを食べたり、ミカンを食べさせあったり、椎の実を味わったり
五感をフル稼働させて、人間について様々な学び方を遊びました。

明日も、また午前中に授業で、課題提出の日でもあります。
形式自由で何でもござれの提出形式なので
何が飛び出すか、飛び出さないで何もなしか、楽しみです。


そんな大学での授業のような自由な時間を
いろんな人にも味わってもらえたらいいなと思って
12月4日(土)10:15~12:45にワークショップをします。

演劇の稽古場によく使われる西新宿の花伝舎という
元小学校の校舎で開催します。

わいわいと動き回りながら、体の使い方を学んで実験したり
五感をつかって子どものように自由さを思い出すエクササイズをしたり
心身を解放して表現する喜びを楽しむ時間を準備します。

あんまり難しいことを考えずに、身体にやさしい運動をしたり
わいわいと自分の内側が喜ぶような遊びをすると思っておいでください。


ワークショップの名前が『AT演劇ワークショップ』となっていますが
人前で演技するように強制することもありません(笑)。

そんなわけで、経験不問です。


師匠も走る忙しい時期とは思いますが
より楽しんで快適に12月を駆け抜けるために
わくわくを感じた方に、ぜひご参加いただけたらな、と思います。




AT演劇ワークショップ

12月4日(土)10:15~12:45 @西新宿・花伝舎 本校舎1-1

参加費:一般 3000円/学生 2000円(当日学生証提示)
(11月30日までにお申込みの方は、500円割引!)

※料金は当日会場にてお支払いください。

お申込:studio.saltia★gmail.com(★を@に変えて)宛に『AT演劇WS申込』のタイトルで
     (1)~(7)の内容をお書き添えのうえお送りください。


(1)お名前(ふりがな)
(2)携帯電話連絡先/携帯メール
(3)PCメールアドレス
(4)ご住所
(5)生年月日
(6)ご職業
(7)ご同伴者のいらっしゃる場合は、その方のお名前
(8)お申込の理由


★このワークショップでは、寝転がったり 体操をしたりと、動き回ります。
腕や脚のつけ根をしめつけない ジャージなどのゆるやかな服装でいらしてください。
(ジーパンやスカート、短いボトムスやタイトな服は避けた方が安心して動けます。)

★寝転がるのに、ヨガマットやバスタオルなどを持参されると快適です。

★水分補給のため、お好みの飲み物をご持参ください。


※当日参加は、事前に確認のお電話をください。
(090-3340-4264 オカナオ 朝8時~)

※3日前以降のキャンセルは、参加費の半額を申し受けます。

※無断キャンセルは、参加費全額を申し受けます。

※キャンセルせずに、代わりの人が参加する場合は
ご一報くださるだけでOKです。


Sudio Saltia* のサイトへはこちらからどうぞ :)

2010年11月22日月曜日

頭脳を浪費しないで、知性をつかう

あたまをほぐすからだのレッスン
アレクサンダー・テクニークの Sudio Saltia* オカナオです。


このところ、頭脳を浪費しないで、知性をつかう
という練習をしていました。

というより、結果的にそうなっていたんだなぁ
とさっき気づいて
面白い流れがやってきてるぞ!と
静かに今喜んでいるところです。

なんでそういうことに気がついたのか、というと
思った以上にうまくいく、というのでしょうか
何も思いもしなかったのに流れがスムーズ
という展開がこのところ多いのです。


今までは、思ったようにならなかったりとか
思ったのには足りないけどまぁいいかとか
そういう展開を味わっていました。

頭で予想(心配、不安、期待、予測など)しては
未来をコントロールしようとして
一生懸命がんばっていたんですね。
(まさに、頭脳の浪費。。)

言い換えれば
「~にならないように、これをする」とか
「~は嫌だから、それを避けるためにこうする」とか
行動の動機が否定形から入っていたり
ジャッジ(批判や断定)から始まっていたり
自分の行動の言い訳をしたり
そいういう選択が多かったのです。

それは言ってみれば
かつての周りの大人たちがしていた行動のくせ。
例えば、怒られないように、とか
失敗しないように、とか。

パターン化したその思考と行動が『当然』
と思っている環境に居たので
無意識にわたしもそういう風に
自分を自動的に行動させていました。


でも、それって
自分の使い方の誤ったパターン
誤用なんですね。


望んでいることのために自分を使う
というのが、本来の自分の使い方なら
望んでいないことのために自分を使う
というのは、誤った自分の使い方。

だから、本当は望んでいないことを避ける
ということを動機にすることは
消極的に『望んでいないことを望んでいる』
ということになってしまう。

なぜなら、望んでいることが
『望んでいないことを避けること』であって
その中には望んでいることは一切含まれていない!

むしろ
望んでいないことに一旦出会ってから
それを避ける
ということを望んでいる
というオーダーを
無意識に出してしまっている。

ここは、とんでもなく大きな違い!


と、ものすごいヒントを書いてしまいましたね。

もうここまでで
わたしが何をお伝えしようとしているか
きっとお分かりの方も多いかと思いますが
自分の行動の無意識の動機や
普段何気なく繰り返してる思考のなかに
自分をどう生き、行動するかの手順や
システムとなる信念がプログラミングされていて
それに基づいて自分が自動操縦されています。

だから、自分をどう使っているか
自分全体を総括した使い方を見直すことは
ものすごく大切なことなんですね。


わたしの教えている
アレクサンダー・テクニークは
誤った自分の使い方を気づきとともに認識して
本来の自分の使い方を学習していく方法
なのですが
自分で自分を自在に
気持ちよく使えるように在るために
不要になった古い習慣パターンを脱いで
新たな自分に出会いながら
やさしさをもって自分を育む
可能性のレッスンです。

なのですが、実はよく
アレクサンダー・テクニークは
姿勢や体のことをやるボディワークだよね
とか言われたり
思われたりすることがあるのですが
じつは
体のことだけを取り扱うのではなくて
思い込みの誤用も見つめて
その結果、自分の日常にどう影響するか
動き方や心身の反応パターンなど
多岐にわたって観察し
それを
自分が本当に心地よく
心と体と自分のすべてが機能し
自分のすべてが一心同体で
自分の動きを満喫できるように
そのしくみを学んで
使えるようになる練習をする
というものなのです。

というのも
アレクサンダー・テクニークでは
人間とは、体も意識も感情も
まるごとで機能する有機体
(オーガニックな存在)である
とみなしているから。

なんだか扱っているテーマが
人間の深遠さだったりして
くらくらしてきちゃいますね。。

わたしも、ここまで書いてみて
よくわからなくなってきたので
ちょっとはじめに戻ります(苦笑)。


そんなわけで、冒頭に書いた
「頭脳を浪費しないで、知性をつかう」
というのも
自分の『考える』という行為における
自分の肉体や意識の使い方の
誤用というエネルギーの浪費を改めて
流れるように快適に使えるような
新しい自分の使い方へ切り替える
ということ。

それはどういうことかというと
すでに使い古された中で考えるのではなく
新しい可能性を受け入れる余地をつくって
やってきたインスピレーションや
発見した『!』についていくということ。

それが、わたしたちに与えられている
本来の知性という機能の使い方
なのではないかなと
このところの流れを味わう中で感じました。

これについては
まだまだ味わいながら探求して
もう少し理解が深まるのを温めたいと思います。
(これ以上、知性についての説明が今は出てこないから。)


というわけで
また『!』がたまって流れ出したら
ここに書いてみたいなと思います。

長くなってしまいましたが
読んでくださり感謝です!

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2010年11月16日火曜日

可能性

あたまをほぐすからだのレッスン
アレクサンダー・テクニークの Sudio Saltia* オカナオです。


本日、大分から東京に移動してきました。
バス⇒飛行機⇒電車での合計4時間の移動に
ずいぶん慣れてきました。

思えば、中学生の頃にぼんやりと将来を思い描いては
ノートやスケッチブックなどによく書き出していたのですが
「手に職をつけて、身一つで旅先でも仕事も旅も楽しむ」
なんてことを書いていたのを思い出します。

アレクサンダー・テクニークの教師トレーニング生のころも
海外から旅して東京や各地に教えに来てくれる先生たちや
地方からはるばる学びに来ていたり
地方のクラスまで追っかけて学びに行く
熱意のあるクラスメイトに囲まれていて
いつしか、旅することが身近なことになりました。

そして気づいたら、母校の大学で教える機会を頂いて
夫の仕事で、ハワイ在住を経て
大分在住となったことで、飛行機通勤することに。。

乗り物酔いしやすいから大丈夫か?とか
夫と猫を残して家を定期的に不在にするのは大丈夫なのか?とか
色んな懸念も、家族をはじめ
周りの人たちの協力で何とかます。

わたし一人の力では実現できなかった夢を
母校の大学というバックアップで叶えられる機会を与えられて
わたしはなんて幸せなんだろうと感じると同時に
どうしたらお役目を果たすことが出来るだろうかと試行錯誤中です。

プレッシャーではなく、ただ今のわたしにできることを
できないなりにでも最大限の努力をしていくこと。。

失敗した~・・・と思えて落ち込むこともあっても
上手にできなくてダメぶりを露呈してしまったりしても
思うようになかなかいかなくて焦って不安になったりしても
やっぱりやりたいことが今できているこの幸運とともに
今の自分から始めるしかないし、始めたらいいんだなと
日々気持ちを持ち直しながら生きています。

完璧じゃないけれど、未熟なところ満載だけれど
バランス悪いところも、恵まれているところも
全部まるごとひっくるめて
可能性とともに歩んでいけることは
やっぱりしあわせ。

人と比べてしまうと、自分に批判的になりがちだけど
過去の自分と比べることで、自分の歩みが認められる。

まだのところも、もうこんなにって驚くところも
色んな可能性のバリエーションを味わって
予想も期待も手放して超えていこう。

それが可能性なのかもしれないな
と思うこの頃です。


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2010年11月12日金曜日

落ち込むときは

あたまをほぐすからだのレッスン
アレクサンダー・テクニークの Sudio Saltia* オカナオです。


このところ、落とし穴に落ちたみたいに落ち込む瞬間があって
なんだろうこれは?としばらく思っていました。

ふだんは幸せで平穏なときが多いのに、いきなりすとんと来るのです。
そして一瞬「?」に囲まれたら、しばらくどーんと重い気持ちを味わうので
おかしいなー、なんだろうなー、と思っていました。

そうしたら、答えがぽんとやってきました。

なんと、人と比べたり、人の目で自分を見てジャッジしたときに
落とし穴にすとーん!と落ちて、真っ暗闇にはまってしまうんですね。


これは、過去の多くの人がやってきたパターンで
いくらやっても何も役に立つことのない無駄な習慣的くせ。
何度も何度も自分がすり減るほど繰り返してきたから、しみこんでるんですね。

だから、気がついたら
「あ、それは過去のパターン。今はもう選ばないよ。」
と、ノーサンキューでバイバーイ!をしちゃいましょう。

何度でも何度でも落とし穴にはまっても
こちらもしつこく、ノーサンキュー!バイバーイ!を繰り返す!


それを繰り返してるうちに、不思議なことに
落とし穴にはまった「ダメダメな自分」が自分だと思っていたところから
ノーサンキュー!バイバーイ!と言ってる方が自分だと気づき始めます。

気づき始めたら、自分が現実をつくっていけるんだ
組み立てていけるんだと力が戻ってきて元気になってきます。


だれかが繰り返してきたくせを知らず知らずに自分に取り込んで
そのうちに自分と同化させてしまう傾向がわたしたちにはあります。

でも、そのことに気づいて意識的に見つめなおすことで
自分と自分ではないものを見分けて、分別できるようになってきます。

そのことが、本当は「大人の分別」って言われるものなのかもしれない
とハッと気づいたら「分別をもちなさい!」と言われるのも
分別できる大人になることも、ステキなことに思えてきました。


本当の分別って、自分に役立つものや助けてくれるもの
喜びを与えてくれたり、元気にしてくれるものを見分けて
そうじゃないものを取り除いていくことができることかもしれませんね。

以前にアレクサンダー・テクニークの恩師で
ワシントン大学演劇学部アーティスト・イン・レジデンスのキャシー
「大人というのは、自分の選ぶことに責任を持てるということよ」
と言っていたのを思い出します。。


落ち込んだり、元気がなくなっちゃったときこそ
ちょっと立ち止まって、自分が本当に望むものを選びなおしたいですね。。

いつもじゃなくても、ちょっとずつできることから。

不調なときは、自分にやさしく励ましながら
ゆっくりじっくり見守りながらいきましょう:)



キャシーから学んだエッセンスを、ワークショップからお届け!

12/4(土)&1/15(土)10:15~12:45 AT演劇ワークショップ@東京・新宿
http://www.alextech.net/modules/jats/index.php?content_id=370

12/18(土)16:05~18:30&1/8(土)13:05~15:20 AT演劇ワークショップ@大分
http://www.alextech.net/modules/jats/index.php?content_id=371

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2010年11月11日木曜日

教え子たちのすがたはうつくしい

あたまをほぐすからだのレッスン
アレクサンダー・テクニークの Sudio Saltia* オカナオです。


今日は大学(日芸)に洋舞コースの生徒の出ている
実習発表のゲネプロ(舞台リハーサル)を見に行ってきました。


今週の授業でも感じたことなのですが、それぞれの生徒の真摯な姿が
すべて見えていなくても、垣間見えただけでうつくしいのですね。
その人の素が見えてくれば見えてくるほど、向こうから光が漏れてくるように
ひとりひとりの可能性や個性が透けて見えてくる。
その姿が、ほんとうにうつくしいな、と感じるのです。

今日のゲネで踊っていたMさんも、踊ることで可能性の光を見せてくれた。
こんなにも雄弁に大胆に活き活きと全身で語ることができる人だったんだ。。
と、ふだんの物静かな様子とのギャップにわくわくしました。

わたしは大分と東京を行ったりきたりで、東京不在のときも多いので
先週の芸祭(大学祭)を見られなかったり、実習発表の舞台を見逃したり
わたしはもったいないことをしているなぁと実感しました。

やはり、生徒の出ている舞台を見に行くのは、すてきなことですね。
作品の出来を超えて、生徒の真摯に表現する姿はこちらへのエールになっている。
そんな風に感じながら、彼らの演技を贈りもののように受け取れる
今のわたしの仕事は、なんとすばらしい幸せな天職だろうと
ただただその幸運にありがたみと感謝を感じます。


わたしも大学時代に舞台に立っていた頃に
お世話になった学校の先生たちや大人の友人や
バイト先の上司や友だちが見に来てくれて
よく「元気をもらったよ」なんて言われていたけど
今になって、そういうことだったんだなぁと理解できました。

演技の良し悪しは観客の人に大きく影響するのはもちろんだけど
友人や知人たちは、それ以上に演技する一途さに心がつながっていたんですね。
ほんとうに温かい目で見守られていたのだと、今更ながらに気づいて
ありがたかったなぁと拝みたい気持ちになってしまうのでした。

そう考えると、ジャッジや前提となる記憶とマインドで舞台を見るか
それとも、ジャッジも前提もなしに心で舞台を見るか
見る人の意図で作品の見え方や感じ方が全く違ってくるんですね。
(その考えは、舞台だけではなくて、状況や人を見るときにも共通ですね。)


親の欲目ではないけれど、教えているよしみを差し引いても
教え子の踊りっぷりはとてもすてきでした。
彼女の振り付けの作品も飽きずに、惹きこまれて見てしまいました。
ほんとうにダンスの神さまに愛されてるなぁと感じます。

本番も納得のいく演技ができるよう彼女たちがチャレンジを楽めますように!


今後の授業やワークショップでも、生徒それぞれがそんな風に
安心して自分の新しいチャレンジを思い切りできるよう
心身のバックアップをしていきたいなと思っています。

よし、わたしも楽しんでがんばるぞー!
みんな、ありがとー!


大学でやっている内容を、ワークショップでもお届け!

12/4(土)&1/15(土)10:15~12:45 AT演劇ワークショップ@東京・新宿
http://www.alextech.net/modules/jats/index.php?content_id=370

12/18(土)16:05~18:30&1/8(土)13:05~15:20 AT演劇ワークショップ@大分
http://www.alextech.net/modules/jats/index.php?content_id=371


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2010年11月4日木曜日

食べることから

あたまをほぐすからだのレッスン
アレクサンダー・テクニークの Sudio Saltia* オカナオです。


すっかり秋から冬支度へと寒さもしんとしてきましたね。
寒くなると、食べ物もおいしいものが増えてきて
食いしん坊には危険な季節です(笑)。

この夏から、食べることの観察をずっと続けてきて
秋になってきたと同時になんだか食べ過ぎる傾向に傾いてきました。
幸か不幸かありがたいことに、わたしはすぐにお腹まわりの様子でわかるので
これはそろそろ食事制限に気をつけてあげないと調子崩すなぁと実感。

とはいえ、ついちょっとの欲張りが度重なると
自分の消化器のキャパオーバーでお腹に色んなものがたまってしまう。
通りがわるくなって(つまり便秘)、お腹が出っ張って
胃も重くなった分だけお腹の満腹感が鈍くなっていって食べ過ぎる。
そしてまたお腹が詰まってしまうと言う繰り返し。

あー、これをやっているから、色んな弊害が出るんだなと自分実験で観察。
身体にはあんまりありがたくないやり方なので、ほんとはしない方がいいけど
そうなってしまったからには、徹底的にそのしくみを観察するのがわたし流。


それぞれの人によって傾向が違うから、万人向けではないけれど
わたしは少し食べれば充分で、消化機能があんまり強くないタイプは
本当はあんまり食べ過ぎない方がいいし、内臓の反応を見つつ食べた方がいい。

わたしは、砂糖と赤身の動物性たんぱくと脂肪、牛乳の取りすぎで
胃腸がダメージを受けて、調子を崩して寝込んでしまうことがある。
でも、生の野菜や果物を中心に食事をすると体調が回復する。

だから、調子を崩すときは、ジャンクフードやお菓子など
量を食べ過ぎることで、簡単に内蔵機能と自律神経が狂ってしまう。

たとえば・・・
砂糖(白)を食べると、頭痛やむくみ、心身のだるさや重さ
冷えや血行不順、欝になりやすくなったりや不安症などの傾向がでてくる。
生クリームや牛肉、トロなどを食べると、消化不良や下痢、吐き気や頭重
めまいなど、乗り物酔いのような傾向がでてくる。

そんな風にして、わたしの身体には合わないよー、って
身体が一生懸命教えてくれようとしている。
もうこればっかりは体質だから、変えようのないことだし
そこまでの不便は感じていないので、身体に素直になることに。


とはいえ、お付き合いで楽しみがあるときは、食べるし
その分あとで調整すればいい。

だけど、スイッチが入ってバランスを崩し続けちゃうと
あとのリカバリーに時間も労力もかかってしまう。
だから、食べる癖や習慣に気がついているって大事だなと思う。

それに加えて、もっと大事なのは、観察しながら冷ややかにジャッジしないこと。
ただ、温かく見守りながら、子犬をほめてしつけるみたいに大事に扱うこと。
自分を責めちゃうと、ドツボにはまって悪循環ループしかねない!
そこから自分を救うのは、自分から自分への愛しかないなぁと思うし
やり直すチャンスを温かく応援してもらえれば、やる気も出ると言うもの。

先日のNHKアサイチでも、ほめ効果について検証していて
ダイエットがうまく行くのはほめることの効果が大きいと発表してました。


何事も、甘やかすのではなく、愛をもってやさしくしつけて育む
そういうやり方が大切なコツなんだなぁと実感します。

まだまだ書き足りないけれど、今日はこのへんで!
読んでくださりありがとうございました:)


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