2010年1月4日月曜日

抱負におせちに元旦お菓子


年末から今までのことを振り返る時間を過ごしていました。

そこで感じたことは、今年は自分が心から楽しいと感じられること、面白いと惹かれることだけをすること、そして、やると決めたことは心から楽しんですること。

今まで経験してきたなかで、自分が喜んでできないことをすることは、自分にとってだけではなく、周りにとってもマイナスが多くなって、お互いに満足のいく結果を生み出せないということ、逆に自分が喜んで期待なしに夢中になってやったことは、結果に関わらず全体にプラスを生み出していることを、やっと認められるようになりました。

そんなわけで、今年の抱負が出てきたのでした。



1年前や2年前、どう過ごしていたか、何を考えていたかなどを振り返ると、自分自身やまわりの環境がどれだけ変化したのか実感します。

2008年末から2009年のはじまりは、まだホノルルに住んでいて、親戚(日系2世、3世の)の集まる新年パーティーに餃子とミニどら焼きを作って持って行ったことを思い出しました。


今年は大分でお正月を迎える!ということで、はりきっておせちを作りました。

ハワイでは日本の食材は手に入るけど、やっぱり日本、とくに魚や野菜や果物が豊富で美味しい九州にはかないません。

というわけで、「自分の家庭を持って、おせちを手作りする」という夢を叶えることができました。





作ったメニューは

 伊達巻、錦卵、長老喜(梅しそ酢漬け)、たいの昆布締め、
 えびのうま煮、黒豆、豆栗きんとん、お煮しめ、なます、
 たたきごぼう、昆布巻き、明太大根巻き、田作り、
 ゆずのはちみつ漬け、くわいの黄金煮、
 きゅうりとセロリと大根菜のピクルス(ディル風味)


作るのは数日がかりで全体がどんなバランスになるか、ぴんときていませんでしたが薄めの味付けが日を置くことでなじんでとても美味しく食べることができました。

こんなに満足して、毎食美味しいと楽しめたおせちは初めてかもしれません :-)


お雑煮も、1回目はハマグリ潮風味、2回目はえび出汁+白味噌+えそつみれ、3回目は関東風しょうゆだし+鶏、と種類を変えて満喫しました。






さらに、大分の竹田にある但馬屋の和菓子で、元旦にお茶の時間も。




(左上が竹、右上が武家屋敷、中央は梅、左下は松、右下は九重(ここのえ)です。)

松、梅はねりきりにこしあん、竹はようかんに白あん。
九重はあわゆきにゆずがかかっていて、中は抹茶あん。
そして、武家屋敷は蒸し菓子。

ねりきりやあんこはとてもしっとりやわらかで上品な甘さでしあわせ~ :-)
これだけの美味しさでひとつ税込み250円は良心的。

大分でお茶を点てるときのお菓子には、但馬屋に注目です。



今年は「楽しめるかどうか」を基準に、くらしにしごと、
いろんなことに取り組んでみたいと思います。