パラサイトクレンズに重ねて、減食3日目。
今回の減食実験の元になっているのは、この本↓
今まで、お医者さんに教わって
スープや生ジュースでの3日以内の断食はしたことがあったけれど
回復食(普通の食事に徐々に戻していく過程)で失敗してしまって
頭で食べたいものを食べてしまったのです。
今回、体が重いな、お腹が詰まってるなと感じて
そろそろ断食を始めようと思ったとき
図書館から借りた本に「減食期間を長めに取ると、経過が楽」と書いてあって
なるほどなーと思っていたら、甲田療法を教えてもらって納得。
西式甲田療法の本を読んでみると
断食がメインなのではなくて、減食や少食がメインなのです。
それで、空腹感に慣れてから、半日断食や1日断食を、という考え方。
なんでもがんばってキッチリやりたがっては挫折するわたしには
このくらいのゆるやかなのが、一番いいのかもしれないと
水曜日から減食をはじめてみました。
まず、酵素玄米をつくるために、玄米に小豆を加えて
今回はキヌアも加えてみて圧力炊飯器で炊きました。
ほんとは3回以上おいて、酵素が充分に玄米を分解して
もちもちになってから食べるのだけれど
待ちきれないので、炊いて早々に食べ始めちゃいました。
量は、子ども茶碗に一杯くらい。
ちりめんじゃこをかけて、お豆腐と蒸し野菜と
スイカの皮を千切りにした昆布としいたけのお吸い物、
それにゴーヤに梅酢茗荷を和えたサラダ。
スイカの皮は、酸味があっても甘みはほとんどなくて青パパイヤみたいなので、
固い外皮をむいて白いところを千切りサラダにしたり、お吸い物にすると
生ごみ減量にも役立って、おいしく繊維もとれて、ちょっといい気分。
それにしても、食事療法を始めるにあたって
パラサイトクレンズのハーブが届いたからと
好奇心に負けて無計画に飲み始めちゃったので
大好きなスイカを仕方なく皮だけ食べるわたし。。
というのも、スイカ、まるまる1個買ってあって、
ほんとは食べ終わってから食事療法を始めれば良いのに
ちょっとおばかさんです。
というわけで、これから始めようという方は
ぜひ、家にある食べ物も計画的に消費して
それから始めた方が残念なことにはなりません。とほほ。。
そんなわけで、スイカの皮ばなしがでてきたのでした。
あぁ、脱線、脱線。
蒸し野菜は、餅とうきび、オクラ、ごぼう、ゴーヤー、長ネギ。
そして夫用に塩豚も最後に蒸して。
翌日は、朝はお吸い物のおだしだけ飲んで(半日断食)、
お昼と夜は、蒸し野菜を冷やしておいたのと玄米とお豆腐とお吸い物。
そんな感じで始めています。
甲田療法では、朝は澄まし汁か青汁を飲んで、
繊維や固形物をとらずに胃腸を休ませて、
胃腸が活発に動き出したお昼と夕方に食事を取るスタイル。
玄米ご飯、ごま、豆腐、小魚、海草、生野菜、味噌汁など
和食の粗食を基本にして、だんだん量を減らしていくというもの。
さらに、運動療法なども一日のメニューの中に加えられています。
胃腸が弱いのに、頭と目で、つい欲張って
色んなものを食べたくなって食べてしまっていたわたしは
どれだけ自分の胃袋に欲望のまま詰め込んで、
働き続けてくれている内臓を省みなかったか
本を読んで実際に減食してみて、改めて実感。。
減食を始めて2日目の昨日、用事をしに街中へ出てみると
パラサイトクレンズの食事制限と減食実験に興味のあるおかげで
今までどれだけのものに自分が反応していたかがわかります。
小麦や油物、甘いものがだめ、となると、
街中での色んな食べ物の匂いやセールなどに意識が傾かなくて
衝動買いや騒動食いをしなくて済むので、とても楽なのです。
もちろん、それじゃ楽しみがない、という人も居るかもしれませんが、
楽しみをより十二分に満喫するために制限期間があるような感覚で
まるで、自分の意識と行動が訓練されているようで
スッキリとして快適なのです。
お腹は減るし、食べたいなという気持ちはあるのだけれど
不思議となんとかなっているのですね。
きっと食べてしまう日常に戻ることよりも
パラサイトクレンズと減食をして体や意識にどんな変化が起こるか
そっちの方にずっと興味があるからなんでしょうね。
それに、なによりも、空腹で食べたご飯がおいしい。
遠足や合宿なんかで、くたくたになった後の食事が
それはそれは美味しいのによく似ています。
食べることを通して、今、自分の意識や
日常の在り方に気づかされているようで
アレクサンダー・テクニークにもつながってきて
面白いなぁとひたすら観察。
興味が続くぶんだけ、ゆるやかに観察をつづけてみます。
(ストイックになると、苦しくてやめたくなっちゃうから!)