久しぶりのブログです。
今日は学ぶことと、そのプロセスについて書いてみようかと思います。
いろんな場面で、学びが内側から起こったとき、
それは、同時に、内側での崩壊が起こっているとき、でもあります。
アレクサンダーの恩師たちはよく、「学びには混乱がつきもの」
と言っていましたっけ。
それは、なぜか。
「学び = 新しいものに出会うこと」
であるからこそかもしれません。
アレクサンダーテクニークのレッスンでは、それが
「からだの中の感覚」でおこなわれます。
それは、今まで使っていた神経回路を経るのをやめて、
新しい、「まだ使ったことのない神経回路に踏み出す」からです。
だから、「なんか、へんな感じ!」というのがやってきます。
慣れていない感覚の「居心地の悪さ」から、
感覚的な評価が、誤作動してるように思うのですね。
だから、アレクサンダーテクニークで「へんな感じ!」に出会ったら、
「今は新しいことを学んでいる証拠!」
ということになります。
もしかしたら、日常でも「へんな感じ!」に思えるできごとに出会って混乱していたら、
何か新しいことを学んでいる最中かもしれませんね。
自分が今どんな状況にあるかがわかれば、もうそれは混乱ではなくなり、
「新しいことを学んでいるのだ」ということを学んだことになる。
うーん、かくも神経回路はフクザツなり??
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