ただ今の大分は大雨とカミナリのお天気で
空の龍と雷様が元気に暴れてるのかな
なんて想像しては楽しい気持ちになっています。
今日ものんびりとスカイプ・シェアリングをしました。
http://studio-saltia.blogspot.com/2010/07/blog-post.html
今日は、参加者がおひとりだったので
少し時間をずらして午後からゆるりとお話し。
そのなかで、自分自身の過去の記憶と反応についての話題になって
人が感情的に揺さぶられるときは
その人の過去の記憶=感情や体験が思い出されて
そのときの感情を追体験しているから感情的に反応するんだなと
改めて気がつきました。
そのときに、過去の記憶との折り合いを
現在の自分の意識が支配する形で言うことを聞かせようとしても
その過去の記憶がその人にとって深くショックを受けたものであればあるほど
ロデオのように乗りこなすのは難しくて
振り回されたり、振り落とされたりしてしまうんですね。
じゃあ、どうすればいいの??
ってわたしもずっと思っていました。
そうすると、不思議なもので、ちゃんと答えが与えられるんですね。
それは、過去の記憶=感情や体験と調和するということなんですね。
わかりやすく言うと、調和とは
ジャッジをしない包容する在り方や考え方、そこから表れる行動
といったらいいでしょうか。
それは、今の自分がかつての自分に起こったことを紐解くなかで
その出来事をま~るく包むように少し離れて眺めてみて
そのときの自分の思いを受け入れてゆるしてあげながら
そのときの精一杯を尽くしたことを慈しむこと
と言い換えることもできるかもしれません。
ここでポイントになるのは
このプロセスの中に、今の自分という視点と
過去の自分という視点の二つが存在することです。
もしも、過去の自分の視点のままで
過去の自分と向き合っていたのなら
「もっと~できたはずなのにしなかったから」とか
「もっと~すればよかったにやらなかったから」と
自分をジャッジして責めることで
自己嫌悪スパイラルにはまってしまいます。
けれども、ここで今の自分という視点を新たに加えてあげると
映画やドラマを見るように、もう少しやわらかな目で
かつての自分や出来事を見てあげられるかもしれません。
過去の記憶と調和していくうえで
自分を無条件にゆるし、受け入れてあげることは
とても重要で大切なことです。
これができるようになればなるほど
自分にだけではなく、周りの人にもやさしく強くなれる
といっても過言ではないと思います。
どこかで自分をジャッジして、責めたり、嫌ってばかかりいると
知らず知らずそんな風に周りにも接してしまったりして
逆にまたジャッジされたり、責めたり、嫌われるんじゃないかと
恐れている体験を集めてきてしまったりするのですよね。
(見つかったらどうしようと思っていたら見つかったり、
怒られたらどうしようと思っていたら怒られるようなこと。。)
だから、自分の中の考え方や在り方の整理として
過去の記憶と調和していくこと=仲直りしていくことが
不必要な心身のエネルギー浪費を減らして
本来持っていた分だけ能力を発揮していく助けになるので
実際に試してみる中で欠かせなくなってきています。
これは、アレクサンダー・テクニークの原理にある
inhibition(抑制)やNon-doingの在り方や
Non-violent Communicationの考え方とも共通するように感じています。
ほんとうの真実のような、核心となる部分は
どんなものでもみな共通しているのかもしれませんね。
過日読んだ二冊も、この在り方の理解をサポートしてくれています。
ホ・オポノポノで有名なヒューレン博士の本『ウニヒピリ』
『愛と癒し ジャン・ポルスキーの生き方を変える癒しの12の原則』